材料特性評価
単繊維引張クリープ試験機
主な用途
単繊維(セラミックス、金属等)の高温引張クリープ特性の評価
主な仕様
加熱方式 | 大気:二珪化モリブデンヒーターによる抵抗加熱 不活性ガス:黒鉛ヒーターによる抵抗加熱 |
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試験温度 | ~1500 ℃ |
雰囲気 | 大気、不活性ガス(Ar、N2等) |
負荷荷重 | ~0.196N (20gf) |
変位測定 | レーザー変位計 |
評価長さ | 150 mm 炉内高さ : 25 mm(大気)、40 mm(不活性ガス) |
装置の説明図および写真
主な特徴
実績・その他情報
セラミックス繊維のクリープ曲線
単繊維引張クリープ試験機において、炉は二次曲線的な温度勾配を有しており、測定されるデータは時間に対する繊維全体の変位量である。本試験機において、通常の方法(均熱域内にある標点距離の変位量を測定する方法)では、ひずみ速度を求めることができない。
そこで、有効試料長1)という概念を導入することで、定常クリープ領域のひずみを評価し、さらに活性化エネルギーQ及び応力指数nを算出した。
参考文献:1) N.Jia,R.Bodet,and R.E.Tressler,J.Am.Ceram.Soc.,76(1993)3051-60.
セラミックス繊維のクリープ特性評価